英国発の不良性のあるリアルクローズ

ブリティッシュサブカルチャーの根底には、つねに体制への反骨精神が息づいています。

英国労働者階級出身であり、父はスーツがトレードマークの不良たち“テディボーイ”の元メンバー。そしてパンクやフーリガンのマインドをバックグラウンドに持ち合わせるデザイナー、ルー・ダルトンのブランドにも、それは脈々と受け継がれています。

彼女は16歳で高校を中退し、女性では珍しくロンドンのテーラーで見習いを務めながら名門ロイヤル・カレッジ・オブ・アートにてデザインを修学。卒業後はイタリアの著名ブランドで研鑽を積み、2011年英国に帰国して自身のメンズブランドを立ち上げました。

ロンドンコレクションにて発表されるそのコレクションは、英国のクラシックなテーラードウェアやワークウェアなどがベース。そこに持ち前の反骨精神が散りばめられており、控えめでタイムレスななかにさりげない独創性を秘めています。

さらに女性らしい柔和な表情も備えつつ、独特の不良性を感じさせる絶妙なデザインにより、世界中の男たちに支持されているのです。

またジョン スメドレーやグローバーオールなど、英国の名門とのコラボレーションも積極的です。