ペルー伝統の民芸の温もり

世界各地で暮らす民族は、それぞれに独自の伝統文化をもっています。

かつてインカ帝国を統治していた、南米ペルーのケチュア族に連綿と伝わる手織り物「アグアヨ」もそのひとつ。

スペイン・カナリア諸島出身のキナとレレのアンダーセン姉妹がその美しい織物に出合った瞬間、シブリングス アーミーは誕生しました。

ペルー南東部の山岳地帯にあるウィロクという村の女性たちが、非常に手間のかかる昔ながらの製法によって屋外で手織りするアグアヨは、鮮やかなウールやアルパカを用い、インカ文明の重要なシンボルだったコンドルやプーマ、蛇の目などがモチーフの神秘的な幾何学模様が特徴。

そんなアグアヨをはじめ、すべての部材をペルーで調達して生産されるハンドメイドの民芸素材を用いた温もりのあるアイテムは、プリミティブな温もりと機能性を兼ね備えています。

またケチュア族とのフェアな関係を心がけることにより、彼らの文化を守り、生活の質の向上にも寄与しているのです。